三田産業では、恒温槽を中心に各種の環境試験装置を設計・製作・販売しております。
社内での一貫生産を行っておりますため、量産品や一般の市販品とは異なり、お客様が希望されている装置の製作が可能です。
「自社の環境に適したサイズの恒温槽が必要」
「オーダーメイドの良質な環境試験装置を低予算で導入したい」
「自社の要望に合う特殊な機能を組み込んだ装置を導入したい」
「的確なメンテナンス等も含めて安心できる装置の運用を行いたい」
など、様々なご要望にお応えしておりますので、お気軽にご連絡下さい。
以下、製作事例です。
材料試験機用高低温度恒温槽

静的引張り試験機、動的試験機、疲労試験機、クリープ試験機等に取り付ける高低温度恒温槽です。
試験槽の大きさはお客様の任意の寸法にて製作することができます。
(この装置は冷凍機を使用しております)
温度範囲:-60℃~+250℃(※標準温度範囲)→2元冷凍方式
:-40℃~+250℃(※標準温度範囲)→1元冷凍方式
温度冷却能力:+25℃~-60℃まで90分(※無負荷時)
温度上昇能力:+25℃~+250℃まで60分(※無負荷時)
制御方式:デジタル指示調節計にて温度範囲の温度を入力できます。
※冷凍機は、水冷式か空冷式をご指定ください。
材料試験機用LN2(液体窒素)式高低温度恒温槽

冷凍機式の材料試験機用高低温度恒温槽同様に静的引張り試験機、動的試験機、疲労試験機、クリープ試験機等に取り付けるLN2(液体窒素)式高低温度恒温槽です。
LN2ボンベ等から液体窒素を供給していただくことにより所定の温度範囲にて試験を実施することができます。試験槽の大きさは、お客様の任意の寸法にて製作することができます。
温度範囲:-180℃~+250℃(※標準温度範囲)
温度冷却能力:+25℃~-180℃まで約60分(※無負荷時)
温度上昇能力:+25℃~+250℃まで約60分(※無負荷時)
制御方式:デジタル指示調節計にて温度範囲の温度を入力できます。
※本装置は冷凍機ユニットと併用することができます。
材料試験機用高低温度恒温槽およびLN2式高低温度恒温槽

治具などが装着しやすいように内槽上部・下部が2つ割りになっており、恒温槽をスライド(レールで移動)させ、容易に治具をセットすることができます。
柔軟式ジャケット式恒温槽

自動車部品などのモジュール部品は様々な形をしているので、箱型の恒温槽では収まらないことがあり温度測定がしにくい場合があるために、柔軟性のあるジャケット式の恒温槽を開発しました。柔軟性があるため、様々な形に対応することができ、また、サイズはお客様のご要望に合ったものを製作することが可能です(特注品扱い)。
使用温度:-40℃~+150℃
温度冷却能力:+25℃~-40℃まで約120分(※無負荷時)
温度上昇能力:+25℃~+150℃まで約60分(※無負荷時)
※上部に吸気口および排気口があり、恒温発生装置とつなぎ冷熱風を循環させて温度制御します。
※多少の結露が表面に発生します。
※骨組みは折りたたみ式になっていますので簡単に設置できます。
クリーンオーブン

内槽寸法400×400×400~1000×1000×1000の寸法を中心に、電子部品および液晶ガラス、レンズの焼成および保管庫として製作しています。
※多くの特注製品の製作実績がありますので、お気軽にご相談下さい。
※搬送ユニットに組み込むためのクリーンオーブンも多数実績があります(製作には打ち合わせが必要です)